Cycling Lover'sブログ

機材オタク

最近よく見るTTフォーム

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

今日団抜きの動画を見てて思いました。

選手みんな前見てなくね!!

これはめちゃめちゃ空気抵抗を意識しているに違いない!と勝手に思って再生して見ていました。数年ほど前から前を見ないで走る選手いたな〜と思い出しつつもその時よりも確実に増えてる。

以前も空力を重視していたが、ここ最近さらに空気抵抗の少なさを目指したフォームへ変わってきているということではと思い調べました笑

まずはご覧ください!

f:id:I_take_it:20190131214622j:image Magzterより

f:id:I_take_it:20190131215130j:imageThe timesより

f:id:I_take_it:20190131220052j:imageInstagramより

この上の写真はHuub Watt Bike Test Teamというトラックチームの選手たちの写真です。

選手全員が前から見た時の前面投影面積が極めて小さいですね。

特徴として、腕が上を向き、上を向いた腕の先に隠れるように頭を忍び込ませています。とても特殊なカーボンのDHバーを使用しているのもわかります。パッド位置がかなり手首に近いです。

 

1、2年前にこのチームがこのフォームでワールドカップを戦い成績を出していくうちに、どんどんこの超エアロフォームで走る選手が増え、今では個抜きや団抜きを走るほとんどの選手がこのフォームを採用するようになりました。

 

f:id:I_take_it:20190205220250j:imageだいぶ前のライプハイマー

Levi Leipheimerという選手やDavid ZabriskieなどTTスペシャリストがこのようなフォームをし始め、このようなフォームが普及していったと思います。

 

空気の流れを意識

このフォームだと一番前にある手に当たった空気が卵のように流れていくと推測。前から見ると隙間がほとんどない。胴体に空気を入れないのが狙いか。

 

試してみたんです

私も一時期このフォームをバンクで試してみたのですか、直進安定性が極めて低く、前が見づらいため、スプリンターレーンを外れてしまうことが多々ありました。そして何より呼吸が途中からとてもキツくなり前を向いてしまうのと、恐怖感からこのフォームをずっと維持することができません笑

このフォームだと視界は良好とは言えず、また、前を見ずに真っ直ぐ走る高度な技術が求められます。

プロの選手がなぜこのフォームを維持できるのかとても不思議ですね笑

f:id:I_take_it:20190207231102j:image試してみたときのポジション

 

お気に入り

f:id:I_take_it:20190201184651j:imageBritish Cyclingより

今回いろいろ調べてみた中で個人的にCharlie Tanfieldのフォームが一番エアロだと思いました。胴体に空気が入れそうな隙間がないこの美しいフォーム。

また前傾も極端に深いわけじゃないのでパワーと空気抵抗の両立ができてます。cervelo T5GBカッコいいですねぇ笑

 

ロードでも

今年のコロンビアTTチャンピオンのDaniel Martinez選手のフォームが上で紹介したようなフォームでした。頭がすっぽり収まっていてみるからに空気抵抗が良さそうですね。

f:id:I_take_it:20190202225153j:imageInstagramより

また、チャーリーの兄ハリーもf:id:I_take_it:20190207225830j:imageInstagramより

超エアロ

ロードでもどんどんこのようなフォームが増えていて進化を眺めるのが楽しいです笑

 

私の独断と偏見で勝手に分析したので間違っていたらすいません。